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自然を感じる北海道

【タウシュベツ川橋梁】旧国鉄士幌線で自然を感じる

士幌線とは、帯広駅から北へ十勝三股駅まで結んでいた線路です。昭和62年に廃線となっています。

現在の帯広駅。昔は北へ士幌線、南へ広尾線が延びていました。ちなみに広尾線は有名な愛国駅と幸福駅のあった線路です。

昭和30年、この士幌線の一部が水没します。

「え、そんなことある?」という感じですが

この線路が通る谷にダムが建設されることになったので、

その部分だけ新しく別に線路を敷いて列車を通すことにして、

もとの古い線路はダムの底へ・・・となったようです。

その水没区間にある橋がこのタウシュベツ川橋梁

コンクリートでできた橋です。「ん?水没してなくない?」

そうなんです、季節によってダムの水位が上下すると水没したりしなかったりするそうです。

こんなキレイな橋の上を列車が走っていたなんて・・・見てみたいですねぇ。

現在は橋の一部が崩れ、どんどん自然の姿に近づいています。

鉄筋むき出し橋の反対側を振り返ると森になっていますが

一部はトンネル状になっていました。

列車の断面の形が残っているということでしょうか・・・

異世界へ行けそう

自然を感じて頂けましたか?

この橋梁は自分で勝手に見に行くことができないので、

筆者も早朝の観光ツアーに申し込んで行ってきましたよ!

それではまた☆