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北海道を知ろう

田舎・都会の基準って何だろう

田舎と都会の基準ってなんでしょうか

北海道で例えるなら

新篠津村から札幌市に出てきたら、札幌がものすごく都会に感じます

(決めつけてすみません^^;)

逆に、東京から札幌に出てきたら、きっと札幌を田舎に感じたり、ちょうどいい街と思うのかもしれません

その人が住んでいた地域によって「都会」「田舎」の基準はバラバラだし、同じ都会という言葉も、人によって程度はバラバラです

さらに、同じ市町村の中でも、都会と田舎の格差はあります

 

もしかしたら区別すること自体に対して意味はないのかもしれないです。が、もう少し考えてみましょう

田舎の基準って何だろう

…果てしなく続く草原、山、海、大地。

自然の香りいっぱいの空気に小動物たちがうごめき、点在する農家の煙突からストーブの煙が立ち上がる…

見渡すばかりの田畑を横目に、夕日が地平線へと沈む光景が、うっとりさせる…

…おおっと白昼夢に突入してしまいました。

 

田舎って、要するに自然が多いってイメージなんですよね

裏を返せば人が少ない

自然から連想されるのは、海・山・川といった地理的条件

加えて自然から生まれる職として、第一次産業(農林水産業)が浮かびます

農家は田舎なのか?

例えば、北海道の十勝地方にある帯広市は酪農が盛んですが、じゃあ帯広市って田舎で確定なの?

って言われると、そうでもないよな… という気がします

帯広市は人口でいうと北海道で第6位だし、都市圏人口なら4位になる都会です

農家の周りには、必然的に農作物を育てる土地が必要だから、家と家の間隔が極端に開き、閑散として光景が作られるのです

どや顔で語ってますが当たり前です

だから

農家は、田舎ってカテゴライズすること自体に、違和感があります

公衆便所みたいな駅舎がある?

田舎の光景としてあげられるのは古びた駅舎でしょうか

昔は人がいたけど利用者が減少して開発や手入れがされなくなったものや、そもそも最初から掘っ立て小屋のような外観のものまで幅広くあります

「家の物置じゃん」

「元は客車を切ったものでしょ?」

「公衆便所みたい」

古びた地方の駅舎を、このように表現されたことがありました

私自身は北海道の街が好きで、かつ、鉄道駅前は大好物なのでピンときませんでしたが、見た目の事実としてわからなくもないと思えました

にしてもすごいパワーワードですね^^;

都会との対比で田舎がクローズアップされてるだけ?

最初に土地があり、後から人が集まって街ができた、という意味では、田舎より都会のほうが後からできあがったんだなと想像できます

都会がより都会らしく発展していく中で、相対的に、田舎はより田舎らしく認定されただけのことです

決して、田舎の良さや、田舎らしさがなくなったわけではありません

とりわけ北海道は一極集中が進んでおり、都市と地方の二極化が加速しています

そして北海道をいくつか分割してみても、やっぱり分割した内部で、一極集中が進んでいます(道北は旭川に、道南は函館にといった具合)

さらに言えば、1つの都市だけを見ても、コンパクトシティの構想から、鉄道駅周辺や市街地中心部の開発がメインとなっています

このことから、人々がより都会な都市・中心部へ流れていることがうかがえます

もっと言えば

札幌へ向かうように吸収されてしまっています

「大都市圏」はあっても、「大地方圏」なんて言葉は聞いたことない

不思議なのが

田舎と都会という言葉があって、都会だけに

「関東大都市圏、3大都市圏、5大都市圏、大都市圏、都市圏、…」

と区分があることです

「都会」と「都市」自体言葉が違うのは置いときます

例えば

田舎を「地方」と置き換えてみても

「大地方圏、地方圏」

なんて、聞いたことありません

ってかそんな区分あるなら北海道はほとんど全国有数の北海道大地方圏じゃーーー!!!

やはり人が少ないからなのか、「都会」「田舎」という区分は、都会に焦点が置かれた言葉のようです

都会の基準って何だろう

明確にこれが都会だ!

って基準は存在しませんが、「都市雇用圏」という考え方があります

行政区分で決められた市町村の人口をみるよりも

経済や生活で結びつきの強い都市の集合体、すなわち都市圏

でみたほうが、実態に近い都市の実力がわかります

下にリンクがありますので参考にしてみてくださいね

北海道の都市・本当の実力は「都市圏」でわかる 「北海道で、都会な街ってどこなの?ランキングは?」 これを知りたいとき、市町村の人口を調べれば、だいたいは把握できると...

ブログ主が考える「都会」

私が考える都会は

目で見て感じる都会

です

実際に現地で都市を見たときに

「おお、めっちゃ都会やん!」

「この建物デカいなー!」

「この空間広くてお洒落だなー!」

「人多すぎだァ!」

「ゴミゴミしてるなあ」

「ショッピングモールでけえ」

「駅直結!空中歩廊!すごい」

「駅前が機能している!都会!」

そんなふうに心が揺さぶられ、高ぶる景観に出くわしたときに都会感を感じます

統計データ上は大したことない街でも、ある場所を都会と感じたら、もうそこは都会なのです

 

逆に言うとデータでわかる都会ってあんま興味ないんですよね

くくりとしては大切だと思いますが

「東証一部上場企業が何十社もある…」

「GDPが…」

「人口が…」

って言われても、それはあくまで後付けの知識であって、

今この瞬間に、その場所にいる自分が都会と感じた!

そんなとき、その場所が都会になると考えています

だから私は当ブログにおいて、都会感を理解するための補助として「都市雇用圏」という指標を使っています

実態に近いカテゴリーがあると何かと便利ですしね

幾多ある都会の基準で、北海道において一番実態に近い指標だと思いますので、ぜひ参考にしてください