セイコーマートのコーヒーマシンの実力は?味と使い方を調査!
北海道のコンビニコーヒーと聞くと、どこの街でも同じ機械が置いてあって、味もそれなりだろうという先入観を持つ方は多いかもしれません。その感覚は半分は当たっています。セルフ式でカップにコーヒーを注ぐという仕組みそのものは、大手のコンビニと大きく変わらないからです。
ところがセイコーマートのコーヒーマシンは、京極の名水と北海道産の豊富牛乳を使い、しかも100円台で飲めるという点で、ほかのコンビニコーヒーと中身がはっきり違っています。サービス名は「セコマカフェ」で、レジで注文してから自分でマシンにカップを置いて抽出するスタイルです。
この記事では、セコマカフェの味の実態と仕組み、値段、そしてホットとアイスそれぞれの買い方を、北海道の暮らしの目線でまとめました。なぜコンビニでここまでできるのかという種明かしまで、順番に見ていきます。初めて使う方が迷わないよう、手順も一つずつ分けて説明します。
- セコマカフェで飲めるコーヒーの種類とサイズ、値段の目安
- 京極の名水と豊富牛乳が味にどう効いているのか
- ホットとアイスそれぞれの買い方と使い方の手順
- どの店舗にあるのか、取扱店舗の調べ方
セイコーマートのコーヒーマシン「セコマカフェ」とは?味と仕組み
まずはセコマカフェがどんなサービスで、ほかのコンビニコーヒーと何が違うのかを整理します。種類、値段、味、そして仕組みの背景まで、この一本で分かるように順番に並べていきます。読み終えるころには、次にセイコーマートへ寄ったとき、迷わず一杯を選べるはずです。
セコマカフェとはセイコーマートの淹れたてコーヒー
セコマカフェは、セイコーマートの店内で淹れたてのコーヒーが飲めるセルフ式のサービスです。コーヒーのほかにカフェラテ、ホットココア、ホットミルクも用意されていて、ちょっとした休憩の一杯をその場で淹れて持ち帰れます。名前のとおり、セイコーマートを「セコマ」と呼ぶ北海道の人にはなじみ深い存在です。
淹れたてを売りにしているのは、注文を受けてから1杯ずつマシンで抽出する方式だからです。あらかじめ大きなポットで作り置きしておく方式ではないため、時間が経って風味が落ちた状態のものを渡される心配が少なくなります。豆から抽出された香りが立っているうちに飲めるのが、このセルフ式の良いところです。香りはコーヒーの満足度を大きく左右する要素なので、ここは見逃せません。
ここでいう「マシン」は、ボタンを押すと豆を挽くところから抽出までを担う自動式の機械を指します。利用者がやることは、カップをセットしてメニューを選ぶだけです。難しい操作は要らず、専門的な知識がなくても毎回安定した一杯になります。喫茶店のように淹れ手の腕に左右されないのは、機械で抽出する方式の分かりやすい利点です。
北海道に暮らしていると、朝の通勤前や車での長距離移動の途中にセイコーマートへ寄る場面が自然と多くなります。そこで100円台の淹れたてが手に入るのは、生活のリズムにそのまま溶け込む便利さがあります。観光で立ち寄った方にとっても、北海道らしい一杯を気軽に試せる入口になります。缶コーヒーを買うか迷ったとき、少し足せば淹れたてが飲めるという選択肢が増える形です。
セルフ式のコーヒーは大手コンビニが先に広げた印象がありますが、セイコーマートも早くから店頭での一杯に力を入れてきました。北海道では店舗の数そのものが多く、市街地はもちろん、ほかのチェーンが出店をためらうような郊外や地方の町にもセイコーマートがあります。つまり、淹れたてコーヒーに手が届く範囲が広いということです。都市の便利さが、人口の少ない地域まで薄く広く行き渡っている。これも北海道という土地の一つの顔です。
呼び方について少し補っておくと、店頭やメニュー表では「セコマカフェ」という名前で案内されています。セイコーマートのコーヒーマシンを探すとき、店内でこの名前を目印にすると見つけやすくなります。マシンはレジの近くや、ホットシェフの総菜コーナーのそばに置かれていることが多い配置です。入店したらまずその一角を探す、と覚えておくと迷いません。
ここがポイント。セコマカフェは「作り置き」ではなく「注文ごとに抽出」のセルフ式です。だから香りが残ったまま飲める一杯になります。
飲めるコーヒーの種類とサイズ
セコマカフェのメニューは、ホットとアイスで選べる幅が少し変わります。ホットコーヒーとホットカフェラテは M と L の2サイズ、アイスコーヒーとアイスカフェラテは基本的に1サイズという構成です。たっぷり飲みたい日はホットの L を選ぶ、短い休憩なら M にする、といった調整ができます。
コーヒー以外にホットココアやホットミルクもあるため、コーヒーが得意でない家族や子ども連れでも選択肢が残ります。甘いものが欲しいときはカフェラテやココア、すっきり目覚めたい朝はブラックのホットコーヒー、という使い分けが一つのマシンで完結します。家族それぞれが好きな一杯を選べるのは、日常使いで地味に効いてくる利点です。
| メニュー | サイズ | 温度 |
|---|---|---|
| ホットコーヒー | M・L | ホット |
| アイスコーヒー | 1サイズ | アイス |
| ホットカフェラテ | M・L | ホット |
| アイスカフェラテ | 1サイズ | アイス |
| ホットココア・ホットミルク | 1サイズ | ホット |
メニューの細かい構成は時期や店舗で入れ替わることがあります。季節限定の飲み物が加わる場合もあるため、棚やマシン周りの表示を一度確認してから選ぶと間違いがありません。特に観光シーズンや新商品の時期は、見慣れないメニューが並んでいることもあります。
サイズ選びで迷ったら、飲む場所を基準にすると決めやすくなります。店先でさっと飲むなら M、車の長い移動に持ち込むなら L、といった具合です。ホットの L はカップが大きいぶん冷めにくく、寒い季節の屋外でも最後まで温かさが残ります。逆に夏の車内では、アイスの1サイズがちょうど飲み切りやすい量に収まります。季節と移動時間の二つを思い浮かべれば、自然と答えが出ます。
値段はいくら?料金とコンビニコーヒーのコスパ
気になる値段ですが、ホットコーヒーの M とアイスコーヒーはどちらも100円台前半、ホットコーヒーの L でも160円前後が目安とされています。カフェラテ系はそこに10円から20円ほど乗る価格帯です。缶コーヒーを1本買う感覚で、淹れたての一杯に手が届くという距離感です。
下の表は目安の税込価格です。価格は改定されることがあるため、最終的には店頭の表示で確認してください。それでも、全体としてワンコインで複数杯を楽しめる水準に収まっているのが分かります。家族ぶんをまとめて買っても、カフェで1杯頼むより安く収まる場面が多くあります。
| 商品 | 税込価格の目安 |
|---|---|
| ホットコーヒー M | 108円 |
| ホットコーヒー L | 162円 |
| アイスコーヒー | 108円 |
| ホットカフェラテ M | 118円 |
| ホットカフェラテ L | 172円 |
| アイスカフェラテ・ホットココア | 118円 |
| ホットミルク | 108円 |
大手チェーンの喫茶店で同じカフェラテを頼むと、価格は数倍に跳ね上がります。それと比べると、道産素材を使いながらこの価格に抑えている点は、コスパという物差しで見ても強みになります。ここで大切なのは順番です。価格だけを削った安い一杯ではなく、中身にお金をかけたうえでの100円台だという点が、セコマカフェの値段の意味を変えています。安さの理由は、次の味と仕組みの話につながっていきます。
もう一つ知っておきたいのは、この価格が一部の店舗だけの特別なものではなく、北海道じゅうの取扱店でおおむね共通している点です。観光地の近くだから高い、といった値付けの差が出にくいため、どこで飲んでも安心して財布を出せます。毎日の一杯として続けやすいのは、この価格の安定感があるからです。旅先で見かけたときも、身構えずに立ち寄れます。
コンビニコーヒーの価格は、ここ数年で全体に上がる傾向にあります。原料や物流の費用がかさむなか、各社が少しずつ値上げに動いてきました。その流れのなかでも、セコマカフェが100円台の水準を保っていられるのは、自社でつくって自社で運ぶという仕組みが価格の防波堤になっているからです。外の事情に振り回されにくい構造を持っていることが、利用する側の安心につながっています。
味の実態は京極の名水と豊富牛乳が効いている
セコマカフェの味を語るうえで外せないのが、水と牛乳の産地です。アイスドリンクの氷には京極の名水、カフェラテには北海道産の豊富町牛乳が使われています。この2つが、同じセルフ式でもほかのコンビニとは違う後味を生む土台になっています。
京極の名水は、羊蹄山にしみ込んだ雪や雨が長い時間をかけて湧き出した伏流水で、環境省の名水百選にも選ばれています。湧水量は1日あたりおよそ8万トン、水温は6度台で安定しているとされ、硬度は23前後の軟水です。軟水はコーヒーやお茶の抽出に向くとされる水質で、豆の風味を素直に引き出してくれます。
アイスコーヒーは、飲んでいるうちに氷が溶けて少しずつ薄まっていきます。だからこそ、その氷がただの水道水か、それとも名水かは、最後の一口の雑味にはっきり効いてきます。溶けても雑味が立ちにくいという点は、軟水の氷ならではの利点です。羊蹄山の水がどんなものかは、北海道「羊蹄山の名水」アイスコーヒーの口コミを調査した記事でも詳しく触れています。
カフェラテに使う豊富町牛乳は、道北の豊富町で搾られた生乳を原料にしたもので、濃厚なコクが持ち味です。ミルクの甘みがしっかりしているので、コーヒーの苦みと合わせても水っぽくならず、一杯として輪郭が残ります。「コンビニの味だから」と身構えていた方ほど、最初の一口で印象が変わったという感想を持つことがあるようです。もちろん味の感じ方には個人差がありますが、水と牛乳に手をかけているという事実は、味の裏づけとして確かなものです。
水が味を変えるというのは、少し意外に感じるかもしれません。けれどコーヒーの一杯は、その九割以上が水でできています。だから水の硬さや雑味の少なさは、豆の質と同じくらい仕上がりを左右します。硬度の高い水で淹れると苦みや渋みが立ちやすく、軟水で淹れると豆本来の甘みや香りが出やすいとされます。京極の名水を氷に使うという選択は、見えにくいところで一杯の印象を底上げしているわけです。
コンビニなのになぜここまでこだわれるのか
ここで一つの疑問が生まれます。名水と道産牛乳を使えば原価は上がるはずなのに、なぜ100円台で出せるのか、という点です。答えはセイコーマートを運営するセコマグループの「製販一体」という構造にあります。ここがこの記事でいちばん伝えたい種明かしです。
セコマグループは、原料の生産や仕入れから、製造、物流、そして店舗での小売までを、自社で一貫して手がけています。たとえば道北の豊富町には牛乳やヨーグルトをつくる自社グループの製造拠点があり、そこから自社の物流網で各店舗へ運ばれます。間に入る会社が少ないぶん中間コストが削られ、良い素材を使っても価格を抑えられるという仕組みです。普通のチェーンが仕入れに頼る部分を、自分たちでつくって運んでいるわけです。
さらにセコマは店舗網を北海道に集中させています。全国の店舗のうち大半が道内にあり、道産素材を無理なく回せる地域密着の体制ができあがっています。店内で揚げ物や弁当を仕上げる「ホットシェフ」を1994年から続けてきたノウハウも、淹れたてを店で仕上げるセルフコーヒーと相性の良い土台になっています。作りたてを店で出すという発想が、もともと会社の中にあるわけです。
物流を自前で持っていることは、北海道という土地では特に大きな意味を持ちます。冬は雪に閉ざされ、町と町の距離も本州の感覚より離れています。その条件の中で、搾った牛乳や加工した商品を鮮度を保って店まで運ぶには、効率のよい配送網が欠かせません。セコマはこの難しい物流を長年かけて磨いてきました。だからこそ、札幌のような都市部の店にも、稚内に近い北の町の店にも、同じ品質の一杯が届きます。
コンビニのコーヒーがなぜ安く、なぜ道産素材なのか。その種明かしは、店の味というより北海道に根を張った産業構造のほうにあります。都市のインフラであるコンビニの一杯に、羊蹄山の伏流水という自然が食い込んでいる形です。詳しい事業の全体像は公式のセコマグループの企業サイトで確認できます。
この構造は、ほかの会社が一朝一夕に真似できるものではありません。だからこそ、セコマカフェの一杯は「安い北海道土産」ではなく、北海道の産業そのものを飲んでいるという見方ができます。羊蹄山の伏流水という自然が、コンビニという都市のインフラの中に静かに入り込んでいる。そう考えると一杯の見え方が変わります。セイコーマートが道外の茨城にもある背景を知りたい方は、セイコーマートはなぜ茨城にあるのかを調査した記事もあわせてどうぞ。
セコマカフェの買い方・使い方と取扱店舗
ここからは実際の使い方です。セコマカフェはホットとアイスで買い方の流れが少し違うため、初めてだと戸惑う場面があります。手順を分けて確認すれば、次に店へ行ったときに迷わず自分の一杯を手にできます。店舗の探し方や注意点まで、まとめて押さえていきましょう。
ホットコーヒーの買い方は注文してからマシンへ
ホットの流れはシンプルです。まずレジでサイズを伝えて会計し、空の専用カップを受け取ってから、店内のマシンにカップを置いて抽出するという3ステップになります。カップを受け取った時点ではまだ中身は空なので、慌てず落ち着いて進めれば問題ありません。
マシンの前に立ったら、受け取ったカップを所定の位置にセットして、飲みたいメニューのボタンを押します。抽出が終わるまで数十秒ほどかかるため、その間はカップに触れずに待ちます。終わったらフタを取り付けて完成です。砂糖やミルク、マドラーはマシンの近くに置かれていることが多いので、必要なら持ち帰り前にその場で用意します。
初めてのときに迷いやすいのが、カップを受け取ってすぐマシンに向かわず、レジ横で立ち止まってしまうパターンです。流れとしては会計が先、抽出は後、という順番を覚えておくと、後ろに並んだ人を待たせずに済みます。慣れてしまえば一連の動作は1分ほどで終わるので、通勤や移動の合間でも無理なく立ち寄れます。
ホットのカップにはフタが用意されているので、持ち歩くときはしっかり閉めておきます。車のドリンクホルダーに置く場合も、フタがあれば揺れでこぼれる心配が減ります。砂糖やミルクを入れたいときは、抽出が終わってフタをする前に加えると混ざりやすくなります。この一手間を先に済ませておくと、歩きながらでも飲みやすい一杯になります。
サイズを伝えるときは、「ホットの M をひとつ」のように、温度とサイズをまとめて言うと伝わりやすくなります。カフェラテやココアにしたい場合も、同じようにメニュー名を添えれば大丈夫です。店員はこの流れに慣れているので、短い言葉で十分通じます。もし言い間違えても、会計の前なら落ち着いて言い直せば問題ありません。
アイスコーヒーの買い方は冷凍ケースのカップから
アイスはホットと順番が変わります。先に冷凍ショーケースから氷入りの専用カップを自分で取り出し、それをレジへ持って行って会計し、会計後にマシンでコーヒーを注ぐ流れです。氷があらかじめ入っているカップを取る、という最初の一手が、ホットとの一番の違いになります。
氷入りのカップは冷凍ケースにあるので、見つからないときは店員に場所を尋ねると早いです。会計を済ませたらマシンにセットし、アイス用のボタンを押すと、氷の上に抽出したてのコーヒーが落ちていきます。熱いコーヒーが氷に触れて一気に冷えることで、香りを閉じ込めたアイスコーヒーになります。氷が溶け切る前に注ぐのが、味を薄めないコツです。
暑い季節は、カップを取ってからマシンまでの間に氷が溶け始めます。できるだけ手早く会計と抽出を済ませると、薄まりを抑えられます。夏の北海道をドライブしながら飲むアイスコーヒーは、この店ならではの楽しみ方です。冷たい一杯を手に、まっすぐ伸びる道を走る時間は、旅の記憶にもよく残ります。
アイスカフェラテを選ぶと、豊富町牛乳の甘みと氷の冷たさが重なって、また違った満足感になります。コーヒーの苦みが得意でない方は、まずアイスカフェラテから試してみると入りやすいです。氷が多めに感じたときは、少し時間を置いて溶かしてから飲むと、濃さがちょうどよく整います。自分の好みの濃さを見つける楽しみも、セルフ式ならではのものです。
アイスは氷の量があらかじめ決まっているため、濃さは注ぐコーヒーの温度や時間でわずかに変わります。しっかり冷えた一杯が好みなら、抽出が終わってから少し待って、氷としっかりなじませてから飲むとよくまとまります。急いでいるときはそのまますぐ飲んでも、香りが立っていておいしく感じられます。どちらの飲み方も正解なので、その日の気分で選んでください。
どの店舗にある?取扱店舗の調べ方
注意したいのは、セコマカフェはすべてのセイコーマートに置かれているわけではないという点です。店舗の規模やレイアウトによっては取り扱いがないこともあるため、目当てにして行く場合は事前の確認が安心です。せっかく寄ったのに置いていなかった、という空振りを避けられます。
調べ方は、セイコーマートの公式サイトにある店舗検索を使うのが確実です。地域や現在地から店舗を絞り込み、セコマカフェの取り扱いがある店舗かどうかを確認できます。旅行中にルートの途中で立ち寄りたいときは、あらかじめセイコーマートの店舗検索で近くの取扱店を押さえておくと、当日の動きがぐっと楽になります。
ブランドやサービスの全体像を知りたいときは、セイコーマートの公式サイトも見ておくと、キャンペーンや新メニューの情報にたどり着けます。公式の情報は随時更新されるため、価格や取り扱いの最終確認にも向いています。情報が食い違ったときは、公式の表示を優先して判断してください。
北海道をドライブで回る予定なら、ルート上のどこにセコマカフェの取扱店があるかを、出発前にいくつか拾っておくと便利です。幹線道路沿いの大きめの店舗は取り扱いがある場合が多い傾向ですが、確実なのはやはり事前の店舗検索です。給油や休憩のタイミングと重ねて立ち寄れば、移動の流れを崩さずに淹れたての一杯を挟めます。旅の計画に小さなコーヒー休憩を組み込んでおくと、長い行程も気持ちよく進みます。
使うときに戸惑いやすいポイントと注意点
セルフ式に慣れていないと、いくつか戸惑う場面があります。よくあるのが、サイズの伝え忘れ、ホットとアイスで手順が違うことへの戸惑い、そしてマシンのボタンの押し間違いです。どれも一度流れをつかめば難しくありません。最初の一回だけ、少し意識しておけば十分です。
ここに注意。アイスは氷入りカップを先に取る、ホットは会計後に空カップを受け取る、という順番が逆になりやすい点です。マシンの前で迷ったら、カップに氷が入っているかどうかで見分けられます。
もう一つの注意点は、繁忙時間帯の混雑です。朝の通勤時間帯や昼どきはレジもマシンも人が集まりやすいため、手順に手間取ると列ができてしまいます。買い方を頭に入れておけば、スムーズに自分の番を終えられます。熱いドリンクのフタの閉め忘れや、カップを持つ手元にも気をつけたいところです。持ち帰る車内でこぼさないよう、フタはしっかり押し込んでおきましょう。
味の感じ方には個人差があり、同じメニューでも豆やミルクの状態、その日の体調によって印象は変わります。好みに合わなかった場合でも、サイズやメニューを変えると印象が変わることがあるので、一度で判断せず何種類か試してみるのも手です。ブラックが強いと感じたらカフェラテ、甘さが欲しければココア、と選択肢が揃っているのがこのマシンの強みです。
衛生面が気になる方もいるかもしれませんが、マシンは店側が定期的に手入れをしており、カップもその都度新しいものを使います。利用者が触れるのはボタンと自分のカップだけなので、過度に心配する必要はありません。もし使い方で迷ったら、遠慮なくレジの店員に声をかけるのが一番の近道です。北海道のセイコーマートは地域に根づいた店が多く、こうしたやり取りにも慣れています。
支払い方法についても、先に確認しておくと会計がスムーズです。多くの店舗では現金のほか、電子マネーやコード決済にも対応しています。朝の混み合う時間帯は、小銭を探すより電子マネーのほうが列を止めずに済みます。会計を素早く終えれば、そのぶんマシンの前に落ち着いて立てるので、抽出のボタンを押し間違える心配も減ります。
セコマカフェをもっと楽しむ飲み方
基本の買い方を覚えたら、少し踏み込んだ楽しみ方もできます。たとえば、セイコーマートで人気のホットシェフのフライドチキンやおにぎりと合わせると、手軽な軽食セットになります。温かいコーヒーと揚げたての総菜は、寒い北海道の朝に相性の良い組み合わせです。店内調理の総菜とセルフの一杯は、どちらもその場で仕上がるという点で似た魅力を持っています。
北海道の名物と合わせて楽しみたい方は、セイコーマートのからあげが愛される理由を調査した記事も参考になります。コーヒーと一緒に味わうと、セイコーマートという店の土台にある「店内調理」の強みがより実感できます。飲み物と食べ物の両方で作りたてを出せるのが、この店の個性です。
ドライブのお供にするなら、ホットは保温のきくうちに、アイスは氷が溶ける前に飲み切れる量を選ぶと満足度が上がります。カフェラテにして甘さを足せば、長距離移動中の気分転換にもなります。自分の過ごし方に合わせて、サイズとメニューを選び分ける。これがセコマカフェを使いこなす一番のコツです。季節や気分で選択肢を変えていけば、何度寄っても飽きのこない一杯になります。
北海道は土地が広く、観光地と観光地の間を車で何時間も走る場面が珍しくありません。そんな移動の途中にセイコーマートがあると、トイレ休憩と一緒にコーヒーを淹れて、また走り出すという使い方ができます。高速道路のサービスエリアまで我慢しなくても、町のセイコーマートで淹れたてが手に入る。これは北海道を旅するうえで、地味ながら頼りになる安心材料です。地元の人が日常で使う店が、そのまま旅人の休憩所にもなる。その二重の役割が、この店の居心地のよさを支えています。
セイコーマートのコーヒーマシンに関するよくある質問(FAQ)
Q1. セコマカフェはどのセイコーマートでも飲めますか?
A. すべての店舗にあるわけではありません。店舗の規模やレイアウトによって取り扱いがない場合があります。公式サイトの店舗検索でセコマカフェ取扱店かどうかを確認してから向かうと、空振りを防げて確実です。
Q2. ホットとアイスで買い方は違いますか?
A. 違います。ホットはレジで注文して会計し、空のカップを受け取ってからマシンで抽出します。アイスは先に冷凍ケースから氷入りカップを取り、会計してからマシンでコーヒーを注ぎます。最初のカップを取る順番が逆になる点だけ覚えておけば大丈夫です。
Q3. 値段はどのくらいですか?
A. ホットコーヒーの M とアイスコーヒーは100円台前半、ホットコーヒーの L は160円前後が目安です。カフェラテ系はそこに10円から20円ほど上乗せした価格帯になります。価格は改定されることがあるので、店頭表示での確認をおすすめします。
Q4. なぜコンビニなのに道産素材を使えるのですか?
A. セコマグループが原料生産から製造、物流、小売までを自社で一貫して手がける製販一体の体制だからです。中間コストを抑えられるため、京極の名水や豊富町牛乳を使っても価格を低く保てます。北海道に店舗を集中させていることも、道産素材を回しやすい理由になっています。
Q5. アイスコーヒーの氷にこだわりはありますか?
A. アイスドリンクの氷には京極の名水が使われているとされています。羊蹄山の伏流水で、名水百選にも選ばれた軟水です。氷が溶けても雑味が出にくく、最後まで飲みやすい一杯につながります。溶けて薄まっても味が崩れにくいのは、この氷のおかげです。
ここまで読んで、セコマカフェが単なる「コンビニの安いコーヒー」ではないことが伝わっていれば幸いです。種類と値段、味の土台、そして買い方という順に見てくると、一杯の裏側にある工夫が立体的に見えてきます。知ってから飲むと、同じ100円台の一杯でも受け取り方が少し変わります。
まとめ セイコーマートのコーヒーマシンは試す価値があるか
ここまで、セイコーマートのコーヒーマシンであるセコマカフェについて、味と仕組み、値段、買い方を見てきました。結論として、京極の名水と豊富町牛乳という道産素材を100円台で味わえるこの一杯は、コンビニコーヒーの中でも試す価値が高いです。価格の安さと中身の質が両立している点が、ほかとの違いになっています。
その安さと質の両立を支えているのは、セコマグループの製販一体という産業構造でした。都市のインフラであるコンビニの一杯に、羊蹄山の伏流水という北海道の自然が入り込んでいる。そう考えると、セコマカフェは単なる休憩の一杯以上の背景を持っていることが見えてきます。味だけでなく、その成り立ちまで含めて楽しめる飲み物です。
もし初めて試すなら、まずはホットコーヒーの M かアイスコーヒーから入るのがおすすめです。シンプルなぶん、水と豆の素直な味わいが分かりやすく出ます。そこから甘さが欲しくなればカフェラテへ、気分を変えたければ季節のメニューへと広げていけば、自分なりの定番が見つかります。難しく考えず、気になった一杯をまず押してみる。それがいちばんの近道です。
北海道を訪れたときや、近くに取扱店があるときは、ホットでもアイスでも一度味わってみてください。買い方の手順さえ押さえれば、迷うことはありません。セイコーマートのコーヒーマシンが、あなたの北海道の時間に静かに寄り添う一杯になれば、書き手としてこれ以上うれしいことはありません。

