※当ページには広告・プロモーションが含まれています。
※当サイトは生成AIによる画像・テキストを活用しています。

北海道雑記ブログ

北海道の台風は怖ぇよ。

修学旅行での北海道

みなさんは高校時代、修学旅行はどこに行きましたか?
私の高校は沖縄、関東、北海道から選択することができ、各々が行きたい場所へ分けられていました。
私は日々の勉強で疲れた体をリフレッシュさせようと思い、北海道を選択しました。
北海道は何と言っても広い。そして道路を走る車が見当たらない。
農場へ行ったときには道のど真ん中で寝転んだ写真を撮ったりしました。
このような楽しい修学旅行中、実は日本には大型の台風が接近していました。

修学旅行中に襲った台風

修学旅行は四泊五日。北海道に最接近するのは後半だと言われていました。
私たちの予定では、網走地方から少しずつ南東方面へ向かい、新千歳空港から北海道を後にする予定でした。
運がいいのか悪いのか、台風は始め網走地方を直撃し、その後札幌方面へと勢力を増していました。
つまり、私たちは台風から逃げるように道内を移動していたのです。
修学旅行はついに後半。少しずつ雲行きが怪しくなってきました。
修学旅行最終日には予期しなかったことが起こるということを、この時は誰も予想していませんでした。

修学旅行と台風

後半になり、風が強くなってきました。厚い雲がものすごい速さで動き、あたりは暗くなってきました。
ここで私は思いました。北海道は大きな山が近くにない分、台風の風をもろに受けてしまうのだと。
修学旅行最終日の旅館で見るニュースでは北海道へ上陸した台風情報が常に報道され、網走地方は浸水していました。
最終日は特に観光をせず、美味しいウニ丼を食べた後に空港へ直行の予定でした。
しかし、ウニ丼を頂いた直後、ここでついにある情報が入ってきたのです。
「飛行機の欠航」
つまり、我々は帰ることができなくなったのです。
ここから旅行会社さんの力の見せ所です。
保険金を元手に我々約80名が宿泊することができる旅館の予約です。
嬉しいような、悲しいような。
バスの運転手さんとの連絡も密に、我々は目的地へ向かいました。
当然、周りには山もなく、大きな建物もない一本道を走って行きました。
横殴りの雨と風。私は2号車のバスに乗車していました。
前を走る1号車が大きく横に揺れ、まるで蛇行運転をしているかのように見えました。
大型バスがこれほど揺れるとは。今まで見たことのない光景でした。
無事旅館へ到着した我々は、中に入り周りを見渡しました。
その時全員が思いました。
「今までで一番豪華じゃね?」

管理人より

修学旅行と悪天候の関係がリアルに伝わる内容でした。

一番ハラハラしていたのは旅行会社の方々と、バスの運転手さんですね。

オチまでつけて頂き、満足です。